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平成19年度 建設部会視察研修会  10月4日

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建設部会では今回、ゴミ問題に着目し、昨年度7月に本格稼働を開始した、西多摩郡日の出町の《二ツ塚処分場》内の可燃ゴミ焼却灰からセメントを作る「エコセメント事業」に取り組んでいる『東京たまエコセメント化施設』の見学を実施しました。

8:45 西東京郵便局前を大型バスにて出発し、10:00頃 二ツ塚処理場に到着しました。

この《二ツ塚処分場》は、《谷戸沢処分場》に代わる、多摩地域2つ目の最終処分場で、平成10年1月からゴミの搬入が始まり、可燃ゴミの焼却灰と破砕された不燃ゴミが、1日平均約500トン運び込まれているそうです。

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※ 燃やせるゴミは、中間処分場(清掃工場・柳泉園等)で燃やし、焼却灰として《二ツ塚処分場》へ運搬されるが、埋め立てずに【エコセメント】の原料になります。
※ 燃やせないゴミは、破砕施設で細かく砕き《二ツ塚処分場》へ運搬され埋め立てます。

【エコセメント】は、焼却灰を乾燥させ、不純物(鉄・アルミ等)を除去し、副資材(石灰石等)を添加し、原料として調合されます。 これをまた焼成し石膏などを加え粉砕して【エコセメント】が出来上がります。
【普通セメント】と同等の品質を持っている【エコセメント】を使用し、道路側溝・車止め・ベンチ・ブロック等様々な製品が出来ています。 また、各自治体での利用が見込まれており、今後は建物の建築や道路整備等により幅広く使われることになります。

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昭和59年から14年間にわたり多摩地域25市1町から出るゴミの最終処分が行われていた《谷戸沢処分場》も視察して来ました。

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全体埋立容量380万立方メートルという処分場は、埋立跡地22ヘクタールという広大な草原となりました。 現在では四季を通じて様々な動植物が生息するようになったそうです。

《吉川英治記念館》を30分ほど見学し昼食へ。
《梅の里−九兵衛−》にて・・・ 〈梅づくし〉の御食事でした。

昼食後、酒 蔵 《澤乃井》へ。 団体での見学コースを廻りましたが、その臭いは強烈で、臭いだけで酔ってしまった方が出る程でした(?)

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その後、青梅市内を散策。

シネマチックロードを歩き、古き良き映画の看板を懐かしみ、視察研修も終了。 

17:00頃   西東京市内に到着致しました。